Copyright (C) 2004-2006
suouoshima.com
All Rights Reserved.
■バックナンバー


■2006年6月30日(金) 雨 時々 曇り
「ふるさとは遠きにありて思うもの」という言葉がございますが、ここ周防大島は心の故郷たりうる景観が今も随所に残っています。
しかし半面では、急速にその姿を変えつつあるのも事実です。
カエルの合唱が聞こえる田を眺めながら、「変えるべきもの」と「残すべきもの」の取捨選択が、今後の周防大島を大きく左右するように感じた夕刻のひとときでした。


■2006年6月29日(木) 晴れ のち 雨
ちょっと早めにゴミを出しに行くと、外はひんやりとした心地よい空気に包まれていました。
子供の頃のラジオ体操を思出だす、真新しい夏の朝の空気でした。
梅雨の不安定な天候はもう少し続きそうですが、周防大島の夏はもう目の前です。


■2006年6月28日(水) 曇り
周防大島では本日、片添ヶ浜逗子ヶ浜の両快水浴場が待望の海開きを迎えました。
厳粛な神事の後、梅雨空を吹き飛ばすかのような歓声と共に、地元保育園児さん達による初泳ぎとなりました。
瀬戸内のハワイ・周防大島の熱い夏を、今年も存分にお楽しみください。


■2006年6月27日(火) 晴れ
一昨年の台風23号により崩れた大崎の古波止ですが、それを土台とした真新しい波止がにいつの間にか大崎鼻に佇んでいました。
さて、本日の中国新聞紙面に「架橋30年周防大島」と題した連載の第一回目として、観光にスポットを当てた記事が掲載されていました。
広島−周防大島間高速バスへの期待や観光資源の掘り起こし、島ならではの交流のあり方などが識者の方々の弁として提起されていました。
また、周防大島町観光協会が民間主導型の観光協会であることにも触れられていましたが、同協会が持つ主体性を今後も維持継続できればと・・・大いに期待を寄せています。


■2006年6月26日(月) 雨 のち 晴れ
昨日より降り続いた雨も夕刻には上がり、時を同じくして小積−大積間の土砂崩れによる通行止めも解除されました
梅雨の長雨で地盤の緩むこの季節、周防大島でも毎年のように土砂崩れによる災害に見舞われますので、事故のないよう十分に注意したいものです。

追伸:
周防大島関連の新刊が発行されましたのでご紹介致します。
読売新聞さんで長期に渡り連載されていましたにっぽんの記憶(旅する巨人・宮本常一の時空)が、みずのわ出版さんより書籍として刊行されました。


■2006年6月25日(日) 雨
昨日の好天はどこへやら・・・梅雨空に逆戻りした本日は雨がぽたぽたと降り続いています。
雨にぬれて心地よさそうな紫陽花が美しく映える、そんな梅雨の日曜日でした。


■2006年6月24日(土) 晴れ
梅雨を忘れさせるほどの好天に恵まれた本日、「ぷうぉぅお〜」という法螺貝の音を合図に、虫送り行事であるなむでん踊りが始まりました。
棒使いの女の子による口上の後、「さぁ!」という掛け声と共に「トントン」「チャンチャンチャン」と鳴り物の拍子に合わせ、子供達が見事な踊りを披露してくれました。
大島大橋開通に伴い結成された「なむでん踊り・子どもの部」は、今年で30周年という節目の年を迎えましたが、なむでん踊り保存会さんがご挨拶の中で存続の危きを訴えられていらっしゃいました。
これほど見事な島の伝統芸能を途絶えさせることは余りにも無念あり、万策を講じてでも守っていかなければと思う次第です。


■2006年6月23日(金) 曇り 時々 雨
日本代表の第三戦(対ブラジル戦)は願い叶わず残念な結果に終わり、朝から脱力感に苛まれる一日となってしまいましたが、道の駅サザンセトとうわさんに咲く美しいハイビスカスが虚ろな気分をなぐさめてくれました。
さて梅雨本番の周防大島では、昨日からの雨により小積−大積間が土砂崩れのため通行止めとなっておりますので、今週末にご来島される際は十分にご注意ください。


■2006年6月22日(木) 雨
予報の通り雨模様となった本日、断続的に降る大粒の雨が道を川にしています。
さて、北九州市・福岡市・熊本市で発行されています生活情報誌「ポス」さんにて、周防大島が特集されているそうですが・・・掲載内容が気になって仕方ない今日この頃です。

追伸:
明日はワールドカップ・ドイツ大会における日本代表の第三戦(対ブラジル戦)です。
日本代表を命運を分ける決戦は早朝4:00にキックオフです、がんばれ日本!


■2006年6月21日(水) 晴れ
梅雨の合間の夏景色も本日まで・・・予報では明日からしばらく雨模様が続きそうな気配です。
これから月末までなむでん踊り海開きなどの行事がございますが、その際は晴れ間が覗いてくれることを期待したいと思います。


■2006年6月20日(火) 晴れ
私事で恐縮ですが、本日遠方より友人が訪ねてきてくれました。
新潟は佐渡の出身であるその友人とは、昨年参加させて頂きました島づくり人材養成大学((財)日本離島センター主催)以来の旧交を温めた訳ですが、はからずもがな話題はおのずと島に関することとなり、佐渡や周防大島をはじめとする島談義に話は尽きませんでした。
離島に暮らす友人諸氏との会話で必ず言及されるのが「橋」であり、数多の離島にとって橋はまさに夢の架け橋です。
大島大橋開通から30年経った今、改めて橋の恩恵というものを見つめ直すことも大切かと存じます。


■2006年6月19日(月) 晴れ
朝起きて窓を開けると辺り一面真っ白で、いつもは見える嵩山がどこにも見当たりません。
何事かと思いながらも寝ぼけ眼をこすりながら、波止にあるゴミ収集場所にゴミを捨てに行くと海が真っ白で何も見えません。
このとき初めて極度に濃い朝靄(あさもや)が発生していることに気がつきました。
これほどに濃い朝靄は始めての経験で、ちょっとビックリした周防大島の朝でした。(海を覆う朝靄の様子はグリーンステイながうらさんの公式ブログにてご覧頂けます)


■2006年6月18日(日) 晴れ
先日6/4に周防大島の雄・千鳥グループさんが柳井市にオープンされた、グランマ(GrandMaman)にて販売されています「みかんパン」をご紹介致します。
「素材を大切に」をモットーに心を込めて焼かれたパンには、周防大島のアイデンティティともいえる大島みかんが織り込まれ、お口の中で故郷・周防大島が香るLOHASな逸品です。
巷で人気の彦○呂さんから「うわ〜!フランスと周防大島のコラボレーションや〜!」なんてコメントが飛び出しそうな、とても美味しいパンです。
グランマさんにお立ち寄りの際には、周防大島の香りが漂う「みかんパン」を是非ともお召し上がりください。

追伸:
ワールドカップ・ドイツ大会におけます日本代表の第二戦(対クロアチア戦)はスコアレスドローという結果に終わりました。
父の日のプレゼントとしては少し物足りない結果ではありましたが、第三戦(対ブラジル戦)の勝利を信じて決戦の日を楽しみに待ちましょう。


■2006年6月17日(土) 雨 のち 曇り
私事で恐縮ですが、仕事の合間を縫って息子の授業参観に行ってきました。
息子もなにやら太鼓の練習ということで張り切っていましたが、小さな子たちが一生懸命太鼓を叩く姿に、この島の将来は決して暗いものではないと勇気付けられる思いがしました。
過疎高齢化の進む周防大島ではありますが、島にはたくさんの子供達が暮らしています。
この子供達のためにも周防大島は元気であり続けなければなりません。


■2006年6月16日(金) 晴れ
梅雨の合間といった好天に恵まれました周防大島ですが、先日の雨による土砂崩れで出井−家房間が通行止めとなっていますのでご注意ください。
本日とある新聞記事を目にすると、安下庄高校と久賀高校が統合して周防大島高校となる旨を伝えていましたが、広域合併や学校の統廃合によって地名や学校名が消えていくことに、なんともいえない寂寥感を感じずにはいられません。


■2006年6月15日(木) 雨 のち 曇り
昨夜からの雨は強い風を伴い大荒れの朝を迎えた周防大島ですが、正午には風雨ともにピタリと止み穏やかな一日となりました。
さて話は変わりますが、本日の夕刻より鹿島アントラーズの岩政大樹選手とお会いするという僥倖に恵まれました。
ご存知の方もいらっしゃるとは存じますが岩政選手は周防大島(大島JSC)のご出身で、帰省中でご実家にいらっしゃるところをお邪魔させて頂きました。
リラックスした雰囲気の中、幼少期の思い出やサッカーに懸ける情熱、また故郷である周防大島に対する想いなどを気さくに話してくださいました。
念を押すまでもございませんが、常勝チームである鹿島アントラーズでセンターバックのレギュラーポジションを張る岩政選手は押しも押されぬ一流選手です。
しかしJリーグのテレビ中継が少ない周防大島では、岩政選手をご存知ない人達もたくさんいらっしゃいます。
周防大島が輩出したプロサッカー選手である岩政大樹選手を、周防大島が一丸となって応援する日がくることを・・・そして島の子供達が岩政選手を目指して、第二、第三の岩政選手となる日がくることを願って止みません。

追伸:
このたびの僥倖を運んでくれたマウンテンマウスのお二人、そして突然の訪問にも温かく迎えてくださった岩政家の皆様に、この場をお借りして御礼申し上げます。


■2006年6月14日(水) 曇り のち 雨
正午過ぎから吹き始めた強い風が雨雲を連れて来るのではと懸念していましたが、案の定夜が深まると共にしとしとと雨が降り始めました。
梅雨入り宣言以降、不思議と好天が続いていましたが、これを機に周防大島も本格的に梅雨入りを迎えそうです。


■2006年6月13日(火) 晴れ
6/12に発生しました大分県中部を震源とした地震ですが、幸いその後の余震もなく周防大島は平静を取り戻しています。
さて話は変わり、周防大島におおけます八十八ヶ所の札所を巡る島へんろですが、実は関連書籍が何冊かございますのでご紹介させて頂きます。
大野春夫氏の著書である札所案内ガイドブック(写真右)は最もポピュラーな一冊で当サイトでも販売致しておりますが、札所ひとつひとつを非常に分かり易く説明されております。
そして小泉実氏の著書である札所をたどる景観(写真左)は、著者である小泉氏ご自身が描かれた趣きのある水彩画と緻密なデッサンによって構成された良書です。
島へんろの巡拝に際して、これらの書籍がきっとお役に立つことと思います。


■2006年6月12日(月) 曇り
本日の周防大島は早朝から震度4の地震に見舞われるという不安な一日となりましたが、そんな不安を吹き飛ばしてくれるイベントとして、兄妹ロックデュオマウンテンマウスと園児のみなさんが一緒に歌うコンサートが島内の保育園にて開催されました。
今や周防大島はおろか山口県を代表する兄妹ロックデュオとなったマウンテンマウスですが、彼らの飾らない人柄は小さなお子さんにも大人気です。
子供達のアイドルとして、そして周防大島が誇るロックデュオとして、当サイトもマウンテンマウスの活躍を微力ながら応援しています。

追伸:
ワールドカップ・ドイツ大会におけます日本代表の初戦(対オーストラリア戦)が、本日22:00にいよいよキックオフです。


■2006年6月11日(日) 晴れ
晴天を迎えた日曜日の周防大島では、グリーンステイながうらさんでMTB4X大会、大島文化センターで「海猿」原作者の小森陽一さんをお招きしてのトークセッション、日本ハワイ移民資料館で家紋アロハのワークショップなど、各所でイベントが開催されました。
このように週末ともなると様々なイベントを通じて心温まる交流を展開しておりますので、島の人たちとの心のふれあいをお楽しみください。


■2006年6月10日(土) 晴れ
好天かつ大潮に恵まれた周防大島では、夜になっても釣りを楽しまれている人の姿が数多く見られました。
磯ではグレ、沖ではタイやブリ、波止ではアジ、砂浜ではキスなど多種多様な釣りが楽しめる周防大島ですが、近年では漁獲高の減少が深刻な問題になっています。
この美しい海、豊饒な海も人の手によって如何様にも変わってしまうことを、肝に銘じておかなければなりません。


■2006年6月9日(金) 曇り のち 晴れ
梅雨入りはどこへやら・・・午後からは心地よい夏空に覆われた周防大島です。
空梅雨は困りますが、梅雨時期に今日のような晴天に恵めれると得した気分になりますね。

追伸:
いよいよワールドカップ・ドイツ大会が開幕しました!
日本代表の初戦である対オーストラリア戦は6/12(月)です。


■2006年6月8日(木) 曇り のち 雨
戦艦陸奥が爆沈した6月8日の本日、陸奥記念館(伊保田松ヶ鼻)にてご遺族、ご関係者の方々をお迎えして、戦艦陸奥殉難将兵慰霊祭が厳かに営まれました。
爆沈とともに散華された1,121名の英霊を偲ぶかのように時折海鳴りが響いていましたが、参列されていらっしゃるご遺族、ご関係者の方々も時の流れ故のご高齢が目に付きました。
今後時代が移り変わっても後に残された私達の世代が、哀悼の祈りを捧げ続けていかなければと思う次第です。

備考:
本日より周防大島も梅雨入りし物憂い曇天の日々が始まりますが、周防大島には雨の日もお楽しみ頂けるプレイスポットが多数ございます。
人の少ない梅雨時はゆっくりとお楽しみ頂けますので、この機会に是非ともご利用ください。(参考:周防大島で雨に唄えば


■2006年6月7日(水) 晴れ
本日所用で周防大島町役場を訪問致しましたが、役場内はアロハ・ビズによる色とりどりのアロハシャツで華やいでいました。
この時期のアロハキャンペーンは官民一体となった試みのひとつですが、このように町行政と民間がお互いを尊重した、二人三脚による新たな施策が推し進められることを大いに期待しています。


■2006年6月6日(火) 晴れ
本日、安下庄湾に巨大サルベージ船が入港しました。
なんでもケーソンの引き上げ作業を目的とした入港なのだそうですが、海上に突如高層タワーが建ったような、そんな錯覚に陥るほどの巨大なクレーンでした。
知人の方の計らいで有難くもサルベージ船に乗船する機会を頂ましたので、乗船したレポートを島暮らしはいかがですか?にてご報告致します。


■2006年6月5日(月) 晴れ
いつもは国道437号線から眺めることが多い大島大橋ですが、写真のように県道側から望む大島大橋も趣きが異なり新鮮に映ります。
夏日となった本日の周防大島ですが、真夏のような日差しが照りつける中で大島大橋を眺めていると、車の列が橋に連なる海水浴シーズンの光景が目に浮かぶようでした。

備考:
6/28(水)には片添ヶ浜海水浴場が海開きを迎えます。


■2006年6月4日(日) 曇り
本日所用のため島外へ外出しておりましたが、19:00過ぎに島に戻ってもまだ明るく、日が伸びたことを改めて気付かされました。


■2006年6月3日(土) 晴れ
真夏を思わせる暑い一日となった周防大島で、仕事合間の夕刻に汗だくだくになりながら子供達とのサッカーに興じました。
そんな変哲のない島での日常を、島暮らしはいかがですか?に綴っていければと思っておりますのでご笑読頂けましたら幸いです。


■2006年6月2日(金) 晴れ 時々 曇り
昨日より始まったアロハ・ビズやアロハキャンペーンに湧く周防大島ですが、周防大島とハワイは深い縁によって結ばれています。
その始まりは明治時代に官約移民として、周防大島から数多くのハワイ移民を輩出したことに端を発しています。
また昭和38年にはハワイ州カウアイ島と姉妹縁組を結び、さまざまな交流を通じて親密な関係を築いてきました。
瀬戸内に浮かぶアロハな島・周防大島では、本日も美しい夕日が瀬戸内海を照らしています。


■2006年6月1日(木) 晴れ のち 曇り
初夏に相応しい陽気に恵まれた周防大島では、色とりどりのアロハシャツが島内各所を華やか彩るアロハ・ビズがスタートしました。
さて、本日は文化交流センターにお邪魔する機会がございましたので、開催中の宮本常一パネル展「わがふるさと周防大島」を見学させて頂きました。
宮本の写真とともに半世紀に渡る周防大島の遍歴が紹介されている27枚のパネルには、それぞれに秀逸な注釈が添えられていますが、これは当センターの学芸員である木村哲也さんをはじめとする島内有志の方々によるものだそうです。
パネル展を見学して思ったことは宮本に学ぶだけでなく、宮本の残してくれたモノから何を感じ、何を想い、何を考えるか・・・それこそが大切であり、パネルの写真はそういった自主性を促してくれるには十分なモノでした。
当パネル展ですが10月まで開催されるそうですので、多くの方々にご来場頂けますようお願い申し上げます。

追伸:
東京都府中市にあります府中市郷土の森博物館にて「宮本常一 大国魂神社・くらやみ祭を撮る」と題したテーマ展が6/25(日)まで開催中です。
近郊にお住まいの方はお立ち寄りになられてみてはいかがでしょうか。