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■バックナンバー


■2007年2月28日(水) 晴れ
明治時代にはハワイへ多くの官約移民を輩出し、現在ではハワイ州カウアイ島と姉妹縁組を結ぶ周防大島には、各所に椰子の木が植えられ南国風情を醸しています。
また先頃ハワイを発ち日本に向けて航海中のホクレア号が、5月下旬に周防大島へ寄航するという僥倖も、周防大島が如何にハワイと深い縁で結ばれているかを如実に物語っています。
このようなハワイとの絆を島のアイデンティティとして自然に発露できれば、周防大島が瀬戸内のハワイとして誇れる日がくることを期待して止みません。


■2007年2月27日(火) 曇り 一時 雨
遡ること60数年前・・・昭和23年に大島郡観光協会より発行された「風景と伝説の大島郡」と題された冊子をある方より頂戴しました。
大島観光叢書・第一集と記された本冊子のはしがきに興味深い一文がございましたので、以下にご紹介させて頂きます。
「わが大島郡の景観の秀麗絶佳と、景趣、雅趣の他の追随を許さざるものあるを郡民自らも目に馴れてその価値を知らず」(原文ママ)
さて、本日の中国新聞に屋代川の源流にある「茂敷(もじき)の滝」が島の新しい観光スポットとして復活という記事が掲載されていました。
戦前は周辺に棚田が拓かれ観音も祭られていた「茂敷の滝」でしたが、戦後は作地放棄により道も荒れ、滝はいつの頃からか忘れ去られていたそうです。
その忘れられた滝を郷土史家である中原勲氏が幼少期の記憶を頼りに探し当て、中原氏はじめとする奉賛会の方々が見事に復活されました。
温故知新・・・大島観光叢書の一文が指し示すように、島を客観的に見つめ直すことで第二、第三の「茂敷の滝」を探し出せるかもしれません。


■2007年2月26日(月) 晴れ 時々 曇り
雲流れる青空の下、穏やかな瀬戸内海を撫でるように風が吹き抜けていきます。
潮風の香りに春のそれを感じて久しい今日この頃ですが、野山でも土筆が顔を出す頃かと存じますので近々散策に出掛けてみたいと思います。

追伸:
お待たせしておりました島へんろ(周防大島八十八ヶ所霊場めぐり)コンテンツのリニューアルが完了致しましたので、春のお遍路シーズンに向けてご活用頂けましたら幸いに存じます。


■2007年2月25日(日) 晴れ
春めいてきた日曜日、車行き交う大島大橋を渡ると車窓から吹き込む潮風が心地よく、車内は島特有のやわらかい空気に包まれます。
僅か1,020mの距離ながら渡橋という島ならではの演出こそ、観光立島を掲げる周防大島にとっては改めて着目すべき大切な財産なのかもしれません。


■2007年2月24日(土) 晴れ 時々 曇り
低気圧の通過による寒の戻りでしょうか・・・
少し肌寒い一日となった周防大島ですが、峰から注ぐ柔らかい日差しに三寒四温の訪れを感じております。


■2007年2月23日(金) 晴れ のち 曇り
東和総合センターで開催されました平成18年度山口大島みかん産地交流会にて周防大島みかん鍋が振舞われました。
地元参加の多いこのような機会にみかん鍋をお召し上り頂くことにより、少しずつ地域の方々に愛される郷土料理として定着しくものと存じます。
今シーズンのご提供期間は残り僅かとなりましたが、来シーズンも島の郷土料理として周防大島みかん鍋を盛り上げていければと思っております。


■2007年2月22日(木) 曇り のち 雨
夕刻・・・にわかに降り始めた雨が凪いだ港の水面に小さな輪を広げています。
時折顔を叩く細い雨は春特有の暖かい雨でした。


■2007年2月21日(水) 晴れ
ここ数日春の陽気が続く周防大島では、第六十二番札所である神宮寺にて弘法市さざんか祭りが開催され、いよいよ周防大島八十八ヶ所の霊場を巡る島へんろの季節が到来致します。
当サイトにおきましても関連コンテンツのリニューアルを急ピッチで進めておりますので、春の周防大島路を巡る同行二人による遍路旅のお役に立てましたら幸いに存じます。


■2007年2月20日(火) 晴れ
うららかな陽気に水温む屋代川では、草木が芽吹き早春の気配が感じられます。
とはいえ川沿いの桜並木はさすがに寂しいものですが、この暖かさだと爛漫と咲き誇る日もそう遠くないのかもしれません。


■2007年2月19日(月) 晴れ
美しく染まった夕焼けに下弦の月と宵の明星が浮かんでいます。
本日は小春日和の穏やかな一日でしたが、明日もまた好天に恵まれそうです。


■2007年2月18日(日) 曇り
曇天に大潮という絶好の釣り日和に恵まれた日曜日、周防大島は釣りを楽しまれる大勢の人達で賑わっています。
先日吹いた春一番に誘われ、早くも春告魚(メバル)の饗宴が始まっているのかもしれませんね。


■2007年2月17日(土) 雨
氷雨に震える土曜日となった周防大島では、閑散とした国道が雨に濡れる寂しい一日となりました。
さて・・・来期に向けて校章も決まり、普通科は安下庄校舎、福祉課は久賀校舎という形態でスタートを切る周防大島高等学校ですが、テレビのニュースでは定員を大幅に下回る入試倍率を伝えていました。
教育は地域を支える根幹であり、その衰退は地域の崩壊に繋がるといっても過言ではありません。
このたびの周防大島高等学校誕生を契機に、地域に根ざした教育とは具体的にどのようなものかを考えていければと思います。


■2007年2月16日(金) 晴れ
寒の戻りか少し肌寒い一日となった周防大島では、コーディネイターに森千鶴子さんをお招きして地産地消シンポジウムが開催されました。
九州地方の事例をもとに食を中心とした地域づくりの取り組みをご紹介頂きましたが、どの事例も田舎ならではの豊かな地域性というバックボーンに支えられていたように思います。
会場では周防大島の郷土料理として周防大島みかん鍋とかいもちが振る舞われましたが、これら新旧の郷土料理を島固有の食文化として大切に育んでいきたいものです。


■2007年2月15日(木) 晴れ
昨日の雨が美しく洗い流したかのように雲ひとつない青空に恵まれた周防大島では、春一番で散らずにすんだ梅の花が咲きほころんでいます。


■2007年2月14日(水) 雨 のち 曇り
暴風雨と見紛うような春一番が吹き荒れた周防大島では、雨を伴ったボウッと吹く南風によって散った梅の花びらが水溜りに浮かんでいます。
とはいえ例年に比べ早過ぎる春の到来に、暖冬とはいえ少し戸惑っている次第です。


■2007年2月13日(火) 晴れ のち 曇り
陸路が発達していない頃の周防大島では隣町に行くにも船を使ったそうですが、架橋され道路が整備された現在においては当然ながら車による移動が当たり前となっています。
このように生活とは無縁となりつつある海上交通ですが、島と船の関係を改めて見直すことで新しい発見があるのではと期待しております。


■2007年2月12日(月) 晴れ
連休最終日の周防大島は春を思わせる陽気に包まれ、道の駅サザンセトとうわでは駐車場が渋滞するほどの賑わいを見せていました。
そんな最中、海に面する裏庭では待望の鮮魚コーナーを新設中で、4月1日のサービスインを目指して急ピッチで作業が進められていました。
島のホットスポットとして更なる拡充を目指す道の駅サンザンセトとうわにご期待ください。


■2007年2月11日(日) 晴れ 時々 にわか雨
時折にわか雨が降りながらも心地よい陽気に包まれた周防大島では、コンビニエンスストアの駐車場も他県ナンバーの車で大いに賑わっています。
紅梅咲く如月の周防大島でスロータイムな島の休日をお楽しみください。


■2007年2月10日(土) 晴れ 一時 雨
三連休の初日は強い北風が吹く一日となりましたが、暖かい気候も味方して周防大島は多くの人達で賑わっています。
観光における閑散期と云われてきた二月の周防大島ですが、様々な御もてなしにより四季折々の魅力を存分に発揮できる島でありたいと願っております。


■2007年2月9日(金) 雨 のち 曇り
晩生である青島の最終出荷を終え、みかんの島もそのシーズンに幕を下ろしましたが、今後は「いよかん」や「でこぽん」といった晩柑類が後を引き継ぎます。
晩柑類といえば「ゆめほっぺ」の愛称で親しまれている新品種「せとみ」も、柑橘王国復活の切り札として大きな期待を背負い出荷を始めています。
みかんの出荷こそ終了致しましたが、まだまだ柑橘香る周防大島です。

追伸:
周防大島完熟みかんシオーレですが、皆様のご愛顧を賜り全て完売致しました。
この場をお借りして厚く御礼申し上げます。


■2007年2月8日(木) 曇り のち 雨
お昼過ぎから降り始めた雨は日が暮れても止むことなく、車のヘッドライトが雨に濡れた道路を眩しく照らしています。
テレビのニュースでは早くもスギの花粉情報を伝えていましたが、やわらかい湿気を孕んだ今日の雨も春雨のそれを思わせます。


■2007年2月7日(水) 晴れ
早春を思わせるもやに霞んだ周防大島は本日も小春日和です。
2月であることを忘れてしまいそうな・・・そんな暖かい日々が続く周防大島です。


■2007年2月6日(火) 晴れ
全国的に春の陽気となった本日、ニュースでは潮干狩りを楽しむ映像などが流れていましたが、周防大島も汗ばむような小春日和となり、こころなしか水道の水も温いように感じます。
とはいえ未だ2月上旬・・・早過ぎる春の気配に少し戸惑っています。


■2007年2月5日(月) 晴れ
立春を迎えた周防大島では春のそれを思わせるほどに気温が上昇し、小春日和といって差し支えないほどのポカポカ陽気に包まれました。
また既に筍を収穫したとの声まで聞こえてくる次第で・・・いくら暖冬といえども少し心配になってきた今日この頃です。


■2007年2月4日(日) 晴れ
立春に相応しい穏やかな陽気に包まれた本日、第23回サザンセト大島ロードレース大会が開催され、2,490人のランナーが潮風香る大島路を駆け抜けました。
恒例の招待選手としては増田明美さんが女子10kmに出場され、参加者や沿道から声援に温かく応えられていました。
また、レース後は会場内のバザーや島の観光を楽しむ人達で賑わい、一大イベントに相応しく周防大島が大いに沸いた一日となりました。(参考:中国新聞 その1その2その3


■2007年2月3日(土) 曇り
第23回サザンセト大島ロードレース大会を明日に控え、会場の設営やバザーの準備が着々と進んでいます。
本大会は昨年を上回る参加が予想されており、明日の周防大島は大いに賑わうことと存じます。
さて節分を迎えた本日、島の各家庭では鬼杭を供えたり太巻きや豆撒きの準備等、こちらも余念がございませんが、今年も周防大島が「鬼は外、福は内」の一年となるよう願っております。


■2007年2月2日(金) 曇り 一時 雪
今年一番の寒さとなった本日、お昼頃より降り始めた雪が遠くに見える山々を白く装いました。
温暖な周防大島における束の間の雪化粧・・・寒さを忘れしばし見惚れた次第です。

備考:
2/3(土)の22:00〜23:30、NHK教育にてETV特集「にっぽんの地方を歩く・民俗学者宮本常一の眼差し」が放送されます。


■2007年2月1日(木) 晴れ のち 曇り
「一月は行く」の言葉通り早々に終わりを告げた一ヶ月でしたが、二月を迎えたことで少し寒さが増したように感じます。
天気予報によりますと明日には山口県に強い寒気が流れ込む模様で、暖冬慣れした周防大島にも本格的な寒さが到来しそうな予感です。