Copyright (C) 2004-2006
suouoshima.com
All Rights Reserved.


周防大島ドットコム
今回は2年半におよぶ周防大島での勤務を終え、広島本社へ転勤されることになった中国新聞大島支局長の久保木さんにお話を伺います。

久保木さん
突然ですが転勤になってしまいました。
8月1日付で本社報道部へ異動となり周防大島からサヨナラです。
大島へ来て2年半かあ・・・短かったなあ。

周防大島ドットコム
2年半という短い期間でしたが紙面を通じて周防大島を盛り上げて頂き有難うございました。
転勤が決まって少しはゆっくりされていますか?

久保木さん
感傷に浸る間もなく引っ越し準備や次の支局長への引き継ぎなど大忙しです。
残された時間は僅かですが・・・星野哲郎記念館開館、宮本常一生誕100年などぎりぎりまでやるだけやりますよ。

周防大島ドットコム
最後の最後までお疲れさまです。
周防大島を離れるに際して贈る言葉ではないですが、周防大島へアドバイスを頂ければ幸いです。

久保木さん
2年半、ほんとに島の方々にはお世話になりました、ほんとに楽しかったです。
歴代の大島支局長が口をそろえて言いますが、仕事がこんなに面白かったことは後にも・・・たぶん先にもないでしょう。
たくさんの友人にも恵まれ充実した2年半を過ごすことができ、感謝、感謝、感謝です。
ただ、ほんと、何ごとにものんびりした島なので、私もいらいらして口うるさく言ったケースもありスミマセンでした。

でも、ほんと、すてきな、すてきな島ですよ。
一人一人がもう少しずつ頑張れば、きっと全国に誇れる島になります。
私は日本海の遠い離島出身なので、この島にいる間いつも「何て恵まれた、うらやましい環境の島なんだろう」と思い続けていました。
環境も人材も、ものすごいポテンシャルが高い、まだまだ伸び続ける可能性がある島です。
頑張ってください、陰ながら今後も応援します。

異動が決まって改めて支局から目の前の穏やかな海を眺めていると「あ、もうすぐ、この風景も見れなくなるんだな」と思います。
仕事でやり残したことは何もないのですが・・・もう少し大島の海や山としっかり遊びたかったなと思います。
なんだかんだと仕事で動き回って、住んでると案外豊かな自然が当たり前になって・・・触れ合うことを忘れてしまうんですね。

僕は周防大島を離れることになりますが、後任はまじめな支局長なのでご期待ください。(笑)
今後とも周防大島に唯一支局を構える中国新聞を末永くよろしくお願いいたします。

周防大島ドットコム
これまで周防大島の活性化に並々ならぬご尽力を賜り誠に有難うございました。
広島本社に戻られても益々のご活躍をご祈念申し上げます。
またいつでも周防大島へ遊びにいらしてください。

久保木さん
はい、喜んで遊びに寄らせてもらいます。


編集後記:
久保木さんが大島支局に勤務された2年半は周防大島町の広域合併と重なり、周防大島は各分野とも大きな変革期を迎えた最中でした。
そのような状況の周防大島を(紙面を通じて)ポジティブに後押し頂いたお陰で、昨今では周防大島も少なからず注目を集める地域へと階段を上りつつあるように感じます。
このような勢いは中国新聞さんをはじめとするパブリシティに拠るところが大きいのですが、そのキッカケを創り出すのは島に暮らす私達自身であることを自覚しなければなりません。