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今回は喫茶店を経営されています政村里子さんにお話を伺います。

政村さん
ようおいでになられましたね。
ゆっくりされていってください。

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政村さんはハワイからお戻りになられたそうですね。

政村さん
そうなんですよ。
カウアイ島カパア生まれ。
いまも親類がハワイにおりますよ。

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営まれていらっしゃる喫茶店には戦後間もない頃でもコーヒーやチョコレートが豊富に揃っていたと伺っていますが・・・

政村さん
親類がハワイから送ってくれてましたのよ。
何もない時代でしたからねぇ・・・本当にありがたかったですよ。

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今日のコーヒーもとっても美味しいです。

政村さん
今日のコーヒーはハワイから送ってもらったものじゃございませんけどね(笑)。
お褒めくださってうれしいわ。

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本日はお忙しい中ありがとうございました。
また、いろいろとお話を伺わせてください。

政村さん
こちらこそありがとうございました。
また、ゆっくりお話しましょうね。


編集後記:
他にも多くのお話を伺いましたが宮本常一氏に話がおよぶと梶田富五郎翁の名前が出てびっくりしました。
梶田富五郎翁といえば宮本の代表的著作「忘れられた日本人」における「梶田富五郎翁」の主人公ですが政村さんは富五郎翁と顔馴染みだったとか。
また大正時代に久賀−小松間に乗用車による定期便が走っていたことど興味深いお話をたくさん伺いました。
まさに時代の生き証人といった政村さんですが、年齢を感じさせない大変素敵な女性でした。